『おいぼれミック』
舞台はイギリスのレスター。
シン一家はインド系移民。
隣人は、人種差別的な1人暮らしのおじさんミック。
いつも悪態を吐いているミックだけれど、
ハーヴェイの同級生で不良の金持ち息子ルイスに
絡まれているところをハーヴェイに救われたのが
キッカケで、少しずつ態度が変わり始める。
ミックのように変化について行けずに
頑固になってしまう人は、実際にいます。
それが人種差別につながることも、
十分に考えられることではないでしょうか?
でも、ミックは憎めない...
人への寛容を信条とするシク教のシン家のお父さんは
親切で良い人で、人としてどうあるべきかを示しています。
テンポが良く読みやすい 、
温かいヒューマンドラマです!